世間から断絶して子育てすれば『The Dragers』みたいなバンドが出来ると思う

邦ロック
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親のコントロールが効かない時代がやって来ました


 もう世の中、子供に見せたくないもので溢れ返ってません?

 コンビニ前にたむろするヤンキー、小説で何の前ぶれもなく始まる濡れ場、進撃の巨人の捕食シーン、エロサイト、DJ社長、止まってしまった電車、戦争…


 どんなに鉄壁の情報規制でも、太刀打できない時代がやってきました。念のためだから言っておきますけどね、小学生男子の親御さん共、ウチの子だけはアダルトサイト見てないと思ってるだろ。十中五億で見てるから。そういう希望を持ち続けて現実を見ないオトナが一番危険。


 そんな時代なんですけどもね、考えられないほどにスクスク成長してしまったバンドを見つけたんですよ。『The Dragers』って知ってます?

こんな人間、まだ育つんですね。


The Dragers「グッドラック」


コイツら、スマホとか持ってんのかな。


 めちゃくちゃお耳に優しい。社会へのヘイトとか、父親の悪口ばっかり言う母親とか、政治家汚職事件とか、そういうしがらみと無縁の存在。どういう環境で育った?さすがに純粋無垢過ぎるやろ。


 素直なロックではありながら、「革命をうぉこす!!!」みたいな現実離れしたセリフがないし、「もう傷つきたくない、でも朝が来る」みたいに病みすぎて手に負えない感じのセリフもないです。多分世の中のロックバンドは、ヒマだから考え過ぎなんじゃないですかね。全く関係ないけど、ロック勢の『朝嫌い率』は統計取って証明したいです。


 ところで、何なんでしょうね。この、とっても聞きやすいんだけど、ナゼかずっと中小規模のライブハウスで聞いていたいなと思ってしまうのは。本当に好きなヤツだけ聴いてろって気分になります。

シンプルって結構、難しいよな。


The Dragers「瞬間と共に」Music Video


正直な一言:うわ。ロックってこれか。


 実際、「カッケー!」とか、「最高!!」とかじゃなくて、「うわ。」ってなります。わかります?正統派でストレートに優れたものを見ると、かえって引く。


 大学入りたてで金髪にしたら、四年目の先輩に「黒髪でカッコ良さを見せられないヤツが金髪にしてんじゃねえよ!」って罵られた感じ。人と違う事をやればカッコいいと思ってるヤツが、一番何もできなかったりするじゃないですか。それを真っ向から言われた感じがして、「うわ。」ってなります。

『斬新さ』みたいなのが武器になるバズり主義のネット世代なので、2周も3周も捻くれたことをやる人でごった返しています。そんな現代社会で、「ロックなんてこれやーーん!」って生まれたての赤ちゃんに張り倒された言われた気分です。


 スマホで脳が萎縮してしまった我々には、取り戻せなくなったシンプルさ。

完成されてないくらいで、丁度良い。


 ロックなんて考えれば考える程わかんなくなるし、何周くらい気が狂えば音楽として注目してもらえるんでしょう、とか思ったりもするけど、「結局コレだよな」っていう。

 考え過ぎる人間は、時たま本当に何にも考えない人間にすら勝てない。この荒削りさ。
The Dragers は、グッドラックきっと上手く行くと思います。


 自分は親御さんでもなんでもないし、コイツらの親御さんのこと考えたら心労で発狂しそうですけど、マジで、本当に真っ直ぐ育って欲しいなと思います。

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