バンド困窮時代にMVなしで生きられるのは『四星球』くらいだと思う

邦ロック
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MV至上主義


黒髪美少女のMV、さすがに免疫付いてますよね?


 インフルエンザですら人の免疫に適応して毎年進化するってのに、似たようなバンドが入れ替り立ち替わりで黒髪美少女のMVを量産する伝統は何なんでしょう。後継者過剰産業?


 いや、なんていうか、まぁ分かるんですよ。SHE’Sだのフォーリミだのお行儀の良い音楽を聴いている層からしたら、「とりあえず黒髪美少女のMV見とけばハズれはないだろ」と。こちとら、Youtubeの長四角に黒髪少女が登場した時点で、次の関連動画にしか目いってないです。もう黒髪少女は、過剰。ホントに。

 そんな、「黒髪少女をエサにバンドのCMを打ちまくる」のが、近年の音楽トレンドの”基本の『キ』”と言っても過言ではないのですが、10年経ってもずっと変わらないスタイルで破天荒なコミックバンドがいます。

永遠のコミックバンド


四星球 「茶番がないときのMr.Cosmo」MV


 彼ら四星球っていうんですけど、マジでずっとこれ。10年前から。ずーーっとパンツ一丁で爆笑とってる。実はバンド自体は、もう17年目です。

 シティポップの連中がビジネスオシャレをかます最中、プライベートではめちゃくちゃお洒落な四星球のボーカルは、ナゼかシーンでは常にパンツ一丁。


 この10年でガラケーはスマホになり、総理大臣が変わり、平成が令和になったワケです。10年って、それくらいの歳月。それでも、四星球は変わらなかったんですよ。石の上に3年座ってても、もう4つめの年。さすがに痔の可能性が気になります。

史上最速のMV


四星球「時間がないときのRIVER」MV


 このMV、人と同じ事やるの、本当にイヤなんでしょうね。


 プロモーションする気が微塵もない。ナニがしたいのか、全く分かりません。動画の最後に4人が静止している時の、「エ…ナニコレ…?」感がアツいです。世界恐慌並の大困惑。

 これ、10-FEETのカバーなんですけど、ちょくちょく逆に10-FEET側からカバーされてますからね。着実に歴史に名を刻んでます。

絶対に一生モノのライブが見られます。


四星球「モスキートーンブルース」Music Video(耳年齢診断つき)


 本当にここまでスタイル変わらないバンドも珍しいなぁと。何だよ、耳年齢診断って。


 MVでゴリゴリに宣伝かけるなんてここ5年くらいのバンドの傾向で、四星球からしたら、そんなMVでつくようなお手軽なファンは相手にしてないんでしょうね。お手軽に手に入れたものは、想像以上にお手軽に離れていきます。

 これだけ邦ロック界の傾向が変わっても、頑なにスタイルを維持するのは、絶対に離れないファンを大切にしているからなんだと思います。だからこそ、四星球のライブは本当に年齢層幅広いです。


 四星球の良さはライブを見ないと分からないし、ライブに行ったら確実に一生忘れられないバンドになります。これは、絶対。ワンハンドレットパーセント。年金も政治家も、「絶対に何もしないから家で飲み直そう」っていう男も、ナニもかも信用できないこのご時世でも、四星球だけは信用していい。絶対、ライブ楽しいから。

「クラーク博士と僕」っていう、四星球の一番最初のアルバムに入っている曲を、もう長年ライブでやってるんですけど。その曲の演奏辺りで、確実に得体の知れない感動が込み上げてきます。ライブ中ずっと爆笑してたはずなのに、なんか泣きたくなってきたり、幼少期の素直さを取り戻してしまったりします。それくらい感情をグリグリに刺激するバンド。


 マジで騙されたと思って一回ライブに行って欲しいし、絶対に騙されないから行って下さい。本当に一生もんになります。言いたいことはそれだけです。

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