好感度が高すぎる2人
MCバトルでタッグ組んだり、一緒にMV出てたり、戦国の組み合わせ決める会議に一緒に参加してたり。北関東出身ラッパーとして何かと仲が良い二人、MAKAとSAM。
思ったんですけど、この2人って好感度高過ぎやぁしませんかね。どんなにポジティブなツイートでも完全にdisから逃れるのは難しい現代社会でも、彼らのことを取り巻いて発生したdisって見たことないんですよね。
今回は、そんな二人の筆舌に尽きるくらい格好良いラップスキルと、仲が良すぎて気持ち悪い件について語って行きます。
バトル
まずはこちらをご覧下さい。
Youtube上にある二人のタッグバトルで一番好きなヤツです。
MAKAはいつも以上に攻めたレゲエフロウで初っ端から上げてますね。上げすぎて微妙に会場の雰囲気置いてってる感じもあるけど。「もはやこれはhiphopか?」という疑念が生まれて、それ以上はバトル観戦に集中出来なくなる程のレゲエフロウです。
そして、会場が温まってからのSAM。
北関東 いざ参上 人生っつうのは森羅万象
SAMの1バース目のこのライムスキルでもう上がる。6つの母音で完踏みするなんて準備していたとしても、想像を絶します。
教えてもらった現実 俺は毎日握ったエンピツ
今はバトルブームこれ戦時中 俺たち向かう先なら天竺
4バース目なんて、これだけ踏んだ上でのパンチライン。韻がビートから絶対外れない上に落としどころが上手すぎる。
5バース目はもう本当に仲良しアピールしかしてない。
MAKAとの関係はtightで対等 俺の友達はサイコで最高
この上げ方ですよ。
こんな感じで、吐き気をもよおすくらい仲が良いラッパーMAKAとSAMのことが嫌いな奴っているんですかね?あっても、若いのに2人ともラップが上手すぎて嫌い、とかそんな感じでしょ。
音源
格好良すぎて何も言えねぇ。声の高いMAKAと低いSAMとの相性の良さ。
強いて言うならMAKAが肩を組みに行った時にSAMがニヤッとするのが、どんだけ仲良いねんって感じです。もはや同性愛者だと公言しても受け入れますよ、こちとら。
あと余談だけど、この時のDOTAMAの顔が数十歳単位で若返ってますね。髭が綺麗に剃ってあるからですかね。後輩を前にしてアンチエイジングに走ったDOTAMAがよく分からなくてアツいです。
止めどもない相性と好感度
結局何が言いたいかっていうと、二人のコンビネーションで織り成される、レゲエフロウと淡々としたライムの相性が抜群なんですよね。レゲエラッパーのMAKAはほぼdisをしないとか、バトルにおいても色々と特徴的な面があるからこそ、SAMと組んだ時に光るんだと思います。
相性っていうのも仲が良いから生まれてくるわけで。ヒップホップ界隈においてラッパー同士でこんなに仲良いのも珍しいし、だからこそ、このコンビになってこそ光るSAM×MAKAをもっと多くの人に知ってもらいたいなと思うんですよね。
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年下の『MCリトル』がこんなに多才だと、正直我々の立場がない。