MCバトルから音源に移行する時に始めに聴くべき4曲【ヒップホップ入門:第四弾】

ヒップホップ
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 前回の記事『ラップを全く知らなかったのに、MCバトルを3つ見ただけで虜になってた【ヒップホップ入門:第三弾】』に引き続く第四弾です。

背景、音源処女の皆サマ

「MCバトルは好きなんだけど、音源はあんまり分かんない!」

 こういう人間と、ブレーキとアクセルを踏み間違える高齢者は指数関数的に増えています。


 ヒップホップの楽しみ方は人それぞれで全然構わないし、それがにわかだとか言ってマウンティング取ってくるヤツもよく分からないんですけど、単純にMCバトルでヒップホップを楽しめる脳ミソを作ったなら、音源聴いてくれ。音源とライブに人を集められないラッパーは、女に金を貢がせるかのたれ死ぬかの究極の2択を迫られてるんです。とにかく、聴いてくれ。


 こんなNHKみたいにしつこく言っても仕方がないので、 今回は、そんな「音源素人」のアナタに向けて、MCバトルから移行する音源入門を展開していきます。せっかくなら、音源も楽しまないともったいないです。

まずは一曲

韻シスト/ HOT COFFEE feat.鎮座dopeness&チプルソ(STUDIO韻シスト)

 ライミングのレジェンドである『チプルソ』と、フローのレジェンドである『鎮座DOPENESS』をゲストに迎えた、ヒップホップグループ『韻シスト』とのコラボ音源です。耳に優しすぎる。

 こんな豪華コラボ、一口で二度美味しいアーモンドキャラメルに間違いないのに、ナゼか『HOT COFEE』という曲名が付けられている不可思議な曲です。ちなみに、1バース目が鎮座DOPENESSで、2バース目がチプルソです。

 やっぱりこういう、音源にしかない良さが全開な曲を、一番に聞いて欲しい。こういう音源を聞くと、dis抜きでシンプルなヒップホップの良さに傾倒できます。天才と謳われる人間がさんざめく音楽界ですが、やはり彼らは天才。


 この音源は、『STUDIO韻シスト』という、2016年から2018年にかけてやっていたフリースタイルセッションの企画の中で、作成された音源です。こんな曲が即興から生まれるなんて、考えられない。ちなみに、今はCDは廃盤になっていて、Amazonの中古の相場は脅威の8000円にツリ上がっています。

 この曲を聞いて、フリースタイルの良さはMCバトルだけじゃないということが痛いほど分からせてから、次に進みましょう。

キャラのクセが強い

コチラは業界史上最もハイクオリティな広告です。

人間 vs PC RapBattle【DOTAMA vs dynabook】

まず一言:dynabookバトル強すぎ。


 コレ、実は脅威の350万回再生されている広告です。もう、巷の皆さんはヒップホップにナニを求めているのか、ワタクシにはてんで分かりません。見てるの大体業界人ですかね?

 これを音源として紹介しようものなら、ヒップホップ老害に射殺されそうなので避けたいですが、『DOTAMA』のキャラが良く出ているMVなので上げました。ちなみにDOTAMA、2019年独立致しました。万歳三唱。

 DOTAMAの音源は、メロディーセンスから生まれるポップ要素が強く、ヒップホップに興味が無い人でも、聞き易いものが多いです。そして、彼が界隈でも群を抜いているのは、頭の良い人間特有の話題作りの上手さ。どの曲も、油断すると見に行きたくなる中毒性があります。声が特徴的なので、コラボ音源でもDOTAMAのパートは一瞬で分かるのも良いです。


 DOTAMAはMCバトルにおいても知る人ぞ知るラッパーで、典型的なメガネ陰キャみたいな容姿なのに、バイブスの高いラップで煽りまくるギャップに惚れてしまう人が多いみたいですね。

 つまり、猫ちゃん拾ったらイイ奴って思われそうな見た目の人間が多いヒップホップ界ですが、DOTAMAはイイ奴そうに見えて猫ちゃん絶対拾わないタイプのラッパーです。警戒して下さい。

クールな音源

まずはコチラ。

R.I.P CHEESY / ID×mu-ton


 一番ヒップホップの格好いいイメージに当てはまっている音源。ですが、モテる女に、「普通にカッコいいね」と言われるも、付き合うまではいかない感じの音源です。好きな人は好きでしょうが、モノ好きはあえて聞かなさそうですね。

 運営主は、シンプルに格好いいだけの音源はあまり聞かないのですが、こういう基本のヒップホップに全く触れないで「DOTAMAがどうの~」と言っていると、音源玄人に電気イスまで案内されてしまうので、載せておきました。

 運営主がこの音源をボロクソ言っているようですが、mu-tonとIDという『若手実力派コンビ』だったため、期待値が高すぎてしまった模様です。ちなみにmu-tonは、2018年のUMB(MCバトルの全国大会) 全国覇者ですね。

最後に一発

Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / 合法的トビ方ノススメ 【MV】 Clean Ver.


 こちらもエラい再生回数ですね。これぞ、ヒップホップの社会的イメージ。お腹いっぱいです。

 MCバトル好きに親しみ易い音源なので載せました。バトルビートでもたまに使われていますね。レトロなトラックに過激な歌詞を合わせて来るクセの強さに、いつの間にかドツボにハマっています。

 2バース目のライムがとても秀逸な一曲なのですが、解説すると盛大にコンプラに引っかかりそうなので控えさせて頂きます。

いかがだっただろうか

 4回の連載で、全力で上げようと試みたヒップホップのイメージ。最後の締めがこれでした。ヒップホップの、「なんかよく分かんないけど、ヤバい奴が聞く音楽」というイメージを払拭するために約1万字の記事を用意しましたが、最後に台無しです。

 不測の事態に発展しましたが、R指定を抜きに日本のヒップホップを語れないので、やむを得ません。こんなことくらいで覆されない位に、奥深いヒップホップのイメージが皆さんの脳裏に焼き付いていてくれたら、不幸中の幸い極まりないです。




▼前回記事はコチラから
ヒップホップが好きだって言うのを恥ずかしがるのが、ずっと恥ずかしかった【ヒップホップ入門:第一弾】
「ラップなんて聞けるか!」という意識を一瞬で改革する2つの動画【ヒップホップ入門:第二弾】
ラップを全く知らなかったのに、MCバトルを3つ見ただけで虜になってた【ヒップホップ入門:第三弾】

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